
東宝の『ガス人間㐧1号』(1960年)をNetflixでリブートした全8話約7時間の作品。とはいえ、当初の作品とはかなり内容が違うので、あまり意識せず観ても構わないと思う。
テレビの生放送中に起こる出演者が殺される事案から始まるガス人間の連続殺人事件。背景には弱者を使い捨てにする過去の極秘プロジェクトがあって、事件解決に取り組む刑事と報道記者、そして動画配信者の兄妹に、プロジェクト側の悪人たちが関わっていく。
単なるVFXバリバリのSFサスペンスではなく、格差社会への視点が通奏低音のように貫かれている。ドラマの要素が多いので頭の整理が必要となるけれど、役者の演技にも支えられて一気見した。ちょい推しの広瀬すずに痣が施されているとか振り切ってる。
むしろ弱者切り捨てがテーマといってもよいのではないか。今の社会にこそ観られるべき作品。キーソングとしての「いとしのエリー」がしばらく頭を離れなかった。
■予告編
■蒼井優・広瀬すず語る(MC 徳井義実)
■監督インタビュー
■監督とエグゼクティブプロデューサーへのインタビュー(ネタバレあり)














