
もともとは1980年頃のNHKのドラマ。その後、映画で1回、舞台で3回もリメイクされている向田邦子原作の名作が今回はNetflixの連続ドラマで再登場。推しの是枝裕和が監督を務めている。原作者を尊重して脚本はほとんど変更されていないとのこと。
阿修羅はもともと古代インド神話の神(ASURA)で、仏教に取り入れられ、争いを司る神、あるいは仏法を守護する神となった。4人の姉妹の心の奥底にひそんでいる情念と怒りを阿修羅に見立てて、昭和の頃の男女や姉妹、家族の関係性を交えてあぶりだしている。
男性が優位に立ち、女性は我慢を強いられる時代のドラマだから、今ではあり得ない設定ではあるけれど、当時すでに成人していた自分としては、ここで描かれている社会風土が妙にしっくりきた(決してそれを是としているわけではない)。
それにしても4姉妹の配役がすごい。長女・宮沢りえ、次女・尾野真千子、三女・蒼井 優、四女・広瀬すずと、この時代にこの役はこの人しかいないというような配役。それぞれのセリフの吐き方や所作に見とれてしまった。これぞテレビドラマ。回を重ねるごとに姉妹同士の関係性に変容が見られていくことも見どころ。
なお、ドラマは7回で終わるけれど、是枝監督自身が後から付け加えた未公開エピソードも必見(下にリンクあり)。
■予告編
■「四姉妹」インタビュー
■是枝監督インタビュー + 未公開エピソード













