
推しの脚本家、坂元裕二のNetflix初作品。主役の一人の宮﨑あおいは、20年近く前にシャプラニールの企画でインドのコルカタ周辺にお連れして「たりないピース」というフォトエッセイを作ったこともあり、大人になったあおいちゃんという感じでお久しぶりに拝見。
超豪華なクルーズ船を舞台に起こる殺人事件をバトラーの吉沢亮とひょんなことで乗り合わせた宮﨑あおいが解き明かしていくラブコメディ。
ちょっと三谷幸喜の「有頂天ホテル」を思い出した。坂元裕二らしくない脚本だとか、展開が物足りないとか、彼の作品にしてはネット上の酷評が多いが、彼自身が「世の中があまりにも“清貧”みたいな方向になっているので、その抵抗として少しでも煌びやかな世界を書いてみたい」と言っているように、あまり深く考えず、予定調和的な内容を楽しめばよいと思う。
セリフは坂元節満載だし、あおいちゃんも流石だし、それだけでも楽しめた。
■予告編
■鼎談(坂元裕二・吉沢亮・宮﨑あおい)
■メイキング













