
太平洋上からICBM(大陸間弾道ミサイル)が米国に向けて発せられる。ミサイルは正体不明。
着弾まで18分。それぞれが危機的次回の中、ホワイトハウス、軍部、関係諸機関の協議がドキュメンタリーのように続く。核が搭載されていれば着弾する地は壊滅する。それぞれが自分の権限の範囲内でたった18分の間に判断しなければならない。それが核ミサイルであれば、撃った国を特定し、報復するかどうかを決断する。そしてその権限は大統領のみが持つ。
オンラインの会議で議論するものの、それぞれが自分の家族を案じたり、電波状態が悪くなったりしてうまくコミュニケーションが取れない場面も。実際のエマージェンシーへの対応システムもこんなに脆いものなのかはわからないが、現在の世界情勢にあっても、世界大戦に結び付く可能性がほんのわずかな人々の判断に委ねられていると思うと怖い。
「核の抑止力」に依存する世界の軍事体制は、生物兵器やAI、無人戦闘機、戦闘ロボットやドローンなど新しい兵器を使う戦略・戦術になる中、すでに古いものになっているのかもしれない。それでも核ミサイルが大量殺りく兵器であることは変わらない。その危うさを知るにはよい映画だと思う。
ちなみにこの映画には最後までドンパチや爆発などの映像は出てこない。だからこそ怖い。
■予告編













