久しぶりに映画館で鑑賞。Share Well Hironta で毎月パンの販売をしてくれている親友家族も大のスラダン好きで、何年かぶりに家族同士で観てきた。うちの家族は私以外がバスケ経験者で、漫画は2セット持っていて、何度も読み返すバイブルのようになっている。子どもの部屋の天井にはポスター、末っ子は何巻のどこにどういう台詞があるかというところまで熟知しているほど。

伝説的な漫画で人気絶頂の時に突然、最終回を迎えたこととか、漫画には登場しないストーリーのアニメもあったりで、これまでにも続編や新作を望む声が多かった。映画化されるに当たっては、既出のどの試合が取り上げられるのか、はたまた新たに書き起こすのかなどさまざまな憶測が飛び交った。

原作者の井上雄彦さんは「知らない人には初めての、知ってる人には、知ってるけど初めて見るスラムダンク」と映画化にあたっての思いをブログで伝えた。コアなファンにはあるべき台詞やシーンがなかったり、アニメと違う声優さんだったりで不満がある向きもあるようだけれど、ブログの言葉どおり、昔を懐かしむファンの同窓会のような映画にはしたくなかったのだろう。結果的にはおそらく多くのファンが一番見たいであろう試合をメインに据えて、新たなストーリーも加えた形となった。練りに練った内容だったと思う。

モーションキャプチャーを使ったCGの画は、アニメというより動く漫画。とても新鮮だったし、何度も読んだシーンが動いていることに感動もした。隣にいた人の嗚咽にはつられてしまったが…。

鑑賞後にランチに行ったのだけれど、食事もそっちのけで、あのシーンはよかったとか、このシーンは要らなかったとか、盛り上がる盛り上がる。楽しいひと時だった。

ところで、この映画はマーケティングの面でもかなり注目されている。2年前に作者が単に「映画になります」とGIFアニメでツィートするところから始まった。

いつ公開なのか、アニメか実写かなど情報がなかなか出てこない中、ティザービジュアルが少しずつ解禁されていくものの、キャストやストーリーについては一切明かされない。30日前の情報解禁ライブ特番でようやくキャストと主題歌が発表され、その後はスタメンの背番号と一致する日に「残り○日」というティザー映像が公開されていく。

この情報の小出しさ加減が絶妙だった。

少なくとも原作を読んだ方はぜひ観てみてください。オススメです。音楽も迫力があるのでぜひ劇場で。

予告編

オープニング主題歌「The Birthday - LOVE ROCKETS」

エンディング主題歌「第ゼロ感10-FEET

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