
シャプラニールの多文化共生事業でお世話になっているルポライターの室橋裕和さんが編集長となって、「旅に熱中した、あの時代を残したい」と、クラファンで費用を集めて作った『バックパッカーシンドローム』。
1987年に中国、シルクロード、チベットを回り、88年に西安留学中にはチベットから陸路でカトマンズを往復したことを、室橋さんに酒の肴としてお話ししたところ、当時、拉薩で撮った写真を提供させていただくことになり、この度完成品を献本いただいた。非売品でもあるのでとてもうれしい。
「深夜特急」や「西蔵放浪」をポケットに入れて旅したあの頃は確かに熱かった。もう一度行きたい街はと聞かれれば迷わず拉薩と応えます。まぁさすがにもうムリだけど…。
分厚く熱い装丁から執筆された方々の想いがひしひしと。
あの頃の自分の熱量にシットする。負けぬよう熱く生きよう。


