
2016年公開でずいぶん前に原作を読んだうえで観た作品だけれど、観たばかりの「国宝」と同じく原作が吉田修一、監督が李相日ということで書いてみる。
八王子で起こった凄惨な殺人事件。犯人は逃亡を続け行方が分からない。東京、千葉、沖縄の三か所に突然現れる3人の男の周りで起こるドラマ。この中に犯人がいるのかどうか。巻き込まれたそれぞれの土地の人たちは疑いつつも、関係性ができる中で、犯人ではないと信じたい…。
東京は妻夫木聡と綾野剛、千葉は渡辺謙、宮崎あおい、松山ケンイチ、沖縄は広瀬すずと森山未來と豪華な役者陣で、疑うべきか信じるべきかで葛藤のドラマが繰り広げられる。
それぞれの土地のドラマは絡みはなく、犯人はだれかという点のみでつながっている。
それぞれ短編ドラマとしても十分通用するし、ここに挙げた名優以外の脇役もそうとうすごい。ここで現地スカウトされてそのあと、朝ドラにまで出演するようになった役者もいたりして、総じて重量感あふれた作品。
ただ「流浪の月」でも書いたように、体調が良い時に一人でじっくり観るべき映画かと。
■予告編
■主題歌 坂本龍一 feat. 2CELLOS 『M21 - 許し forgiveness』












