
Netflixの2022年発表の連続ドラマ。宇多田ヒカルの「First Love」(1999年)と「初恋」(2018年)の2曲をモチーフにリアルタイムで展開するラブストーリー。90年代後半、2000年代、現在が交錯し、20年に及ぶ男女の初恋物語。
時系列に並ぶわけでなく、過去と現在が縦横に行き来するので、しっかり観ていないとついていけなくなるが名作だった。
寒竹ゆり監督の作品は初見。岩井俊二の直系の弟子だそうだ。ネット界隈では師匠の作品ほか坂元裕二の作品や欧米の作品のオマージュもあったりするらしく、宜なるかなというシーンも見受けられた。
満島ひかりと佐藤健がダブル主演を務めているが、若い時代を八木莉可子と木戸大聖が演じている。主演の二人、特に満島ひかりが坂元裕二作品でも観られるように圧倒的なオーラを放つ演技をするので、ひとつの役を年代によって別の俳優が演じるのは難しいという指摘もあったけれど、八木莉可子の演技もすばらしく、上記のように過去と現在を行き来する展開の中では敢えて二人で演じてよかったと思う。同じことが男優についても言える。
「最後から二番目の恋」で推しになった小泉今日子が主人公の母親を演じていたり、「あんのこと」以降注目している河合優実がほんのチョイ役で出ていたりして好きな役者も多くてうれしい。
芸能人を含む多くの人がブログやSNSで感想を発信しているし、発信したくなる気もわかるけれど、すべてネタバレにつながりそうなので、先ずは観ていただくのがよいかと。
通しで観るのは情報の整理がちょっとしんどいかもしれないので、分けて観るのがオススメ。きっと自分の初恋のことを思い出すに違いない。
■予告編
■メイキング映像













