
映画についてはかなりミーハーで日米のアカデミー作品賞などは大体観ているけれど、これについては何となくあの青色の顔が怖かったり、デジタル3Dなどテクニカルなことばかりが宣伝されていて敬遠していた。13年ぶりに続編が出て好評だったようだし、夏休みでもあるのでちょっと観てみた。
22世紀、稀少鉱物を求めてプロジェクトを始めた星で、先住種族「ナヴィ」と地球人(というかほぼアメリカ)とのハイブリッド「アバター」を使って、ナヴィを追い出し、自然を破壊して稀少鉱物を取得しようという、相も変わらない人間の愚かさをアメリカの大資本が興行するというところも面白い。
物語としてはアバターとなった地球人がナヴィ側について地球人側を追っ払うという分かりやすい構成だけれど、14年前の作品とは思えない映像の美しさには感動したし、続編はもっと綺麗なことだろう。
しかしまぁ、いつまでこうした建付けのエンタメが続くんだろう。善悪や勧善懲悪じゃないとハリウッド映画は売れないんだろうか。かく言う自分も観ているわけだが…。
予告編