気になっているけどなかなか見られない映画という鑑賞候補がいつも何本かあって、映画.comにチェックインだけして置いてあるが、こちらも2カ月経ってようやく鑑賞できた。

直木賞受賞作の映像化。生まれ変わっても逢いたい人はいるか、というのがテーマ。ネタバレになるのであまりは書けないけれど、生まれ変わりがあるかないかに囚われないで観る方が楽しめる。

芸達者が多くて27年間を演じ分けるのも見どころ。何より自分自身が30年以上通っている高田馬場のシーンが多く、今はなき駅前の天津甘栗屋さんとか懐かしい風景にウルウル来た。と思ったらこれがセットだったそうで吃驚仰天。スタッフに絶対早稲田出身の人がいたに違いない。

8ミリフィルムで撮られた80年代の有村架純が美しい。それほど複雑な内容ではないし、映像も綺麗なので時間のある時にゆっくりと楽しめればオススメ。

予告編

大ヒット公開記念の特番(少々ネタバレあり)

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